女鶴秀米(めづるしゅうまい)
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炊き上がった女鶴は見事なまでにきらきらと輝きます。
また、「粘りが強い」「品質が良い」という特徴から、明治時代に日本一の大地主、酒田市の本間家より天皇に献上されました。
しかし、女鶴は背丈が高く倒れやすい稲が特徴だったために、栽培には難しく、また、機械化された稲作栽培には不向きでした。
こうして「女鶴」は40年ほど前に「女鶴を超える餅米はない」という伝説を残し、姿を消してしまいました。
酒田のシンボル鳥海山の麓に広がる庄内平野。その中でも女鶴の栽培に一番適した地区である円能寺。
佐藤慎一さん(有限会社マルエン社長)を中心とした農家の方々が「他の餅米にも負けない”女鶴”をなんとしてでも復活させたい」という強い思いから1988年、農業試験場でわずか杯で一杯だけ残った”女鶴”を探し出す事に成功し、栽培が始まります。
しかし栽培が難しい事で絶滅した女鶴は何年も栽培に失敗しました。苦心の末、数年後ようやく幻の餅米”女鶴”の収穫に成功しました。
この番組では“幻の餅米”として紹介されました。赤飯やおこわには、これ以上ない最上の餅米と称されました。
幻の餅米”女鶴”と”三元豚”を使った、治郎兵衛でしか味わえない秀米(しゅうまい)です。
添加物を一切使用しておりませんので安心してお召し上がり下さい。
酒田のお店にご来店の場合、お持ち帰りできます。